次男の大学が決まりました!

ライフ

全国、約45万人の大学受験生のみなさん、こんにちは。家庭内に2人の受験生を抱える父親であるさかのうえのまろ(@sakanoueno_maro)です。

順当であれば、今年の我が家の大学受験生の人数は1人のはずでしたが、昨年の受験生約1名が順当に終わらず今年にずれ込み、受験人数が2名という事態になっております。

面倒くさい書き方ですみません。

昨年高3だった長男が大学受験に失敗し、予備校生となっております。つまり、「浪人」です。

次男は今年、高校3年生。大学受験の年ですわ。うちは、長男と次男が年子のため、見事めでたく、2人の受験生を抱えることになったわけです。

長男の志望は、国立大学。センター試験でいい点数を取り、志望の国立大学に入ることを目標にしております。ハナから私立大学に入ることは考えていないようです。

その目標は、自分の将来の目標のためなのか、家計のために少しでも学費の安い国公立大学へ進学してくれようとしているのか、いまいちよくわかりません。

浪人を決め込んだ時点で、大学の1年目にかかる費用が全て予備校に徴収されてしまっているという事実を鑑みるに、家計のために少しでもリーズナブルに、という視点は彼の中にはなかったものと考えております。

まあ、思春期の男子たるもの、父親に将来の夢など、ベラベラしゃべるものではありません。仮に、阪神の戦績や鳥谷の打率、錦織の勝敗についてベラベラ話をしたとしてもです。

毎日コツコツと勉強しているようです。

傍目から見ている限りでは。

「指定校推薦」って何なん?

一方、次男は長男と違って、「コツコツと」というのは苦手なようです。

例えるなら、長男が長距離走タイプなのに対し、次男は短距離走タイプのようです。

短い時間なら驚異的な集中力を発揮し、一気にエネルギーを放出できる能力がありそうです。

そんな彼に、長い受験生生活を送れというのはコク、というもの。ハナから兄のようにコツコツと受験勉強をするという考えはなかったようです。

次男の頭の中にあったのは、「指定校推薦」を狙うということ。

大学受験の仕組みがぼくたちの頃と比べて極めて複雑になってきているのでよく分からないところがあります。

大学から「おたくの高校からは何人、推薦してね」とお達しがあるようです。高校ではそのお達しをまとめて、どの大学の何学部から「指定校推薦」のお申し出がありますよ、と生徒たちに通知するのだとか。

それを見て、自分の行きたい大学の学部があれば「行きたいです!」と高校に申し出るのだそうです。

「指定校推薦」の枠(人数)は限られており、その枠を超えて高校は大学に対して推薦はできません。また、枠の人数、誰がその枠に申し込んでいるのかについては一切教えてもらえないというルールになっております。

「自分の行きたい大学の学部がある!」といって申し込んでも、自分より成績のいい子が申し込んでいたら推薦されないわけです。

誰がどの枠に申し込んだか、ヤツは自分より成績が上なのか下なのか、水面下で探り合いが行われるのだとか。

成績は、学校での内申点、つまり、定期テストの成績、実力テストの成績、授業の出欠や態度、提出物の有無によって総合的に判定されます。5点満点だそうです。

先週、次男は指定校推薦の申し込みをし、昨日、結果の通知がありました。

次男の大学が決まったようです

長距離を走るスタミナはなくとも、定期テストの直前には、あの金メダリストのボルトもビックリするような爆発力を発揮する次男。

毎回毎回、定期テストはそれなりの成績を取ってくるんです。

その代わり、テストが終われば一切勉強はなし。バイトに明け暮れ、給料が入ればオシャレな服を買い、彼女とデートに出かける。

ちょっと、コツコツとやっている長男がかわいそうになるくらいの華やかな高校生活。

そんな次男に「指定校に推薦する」という通知が担任の先生からありました。

次男は次男なりに思い悩み、緊張していたようです。というか、ぼくと同じで、感情が顔と態度に出るタイプなので、通知の日が近づくにつれて不機嫌になっていくのが分かって面白かったんですけどね。

まだ「指定校に推薦するよ」と高校から通知があった段階で、大学から「春になったら来てね」とお誘いを受けたわけではありません。

でも、「指定校推薦」を受けて落ちたケースは過去に1回もないそうなので「ほぼ」、大学が決まったといっていいんでしょう。

よかった。

お読みいただいてありがとうございます

まだ大学が決まらない長男が不憫、といえば不憫なのだけれども、もともと目標も手段も違う長男と次男。

弟が先に大学が決まったといって拗ねるのではなく、素直に喜んでいたのは兄として偉かったと、少し長男を内心ほめています。

まあ、もう、子どもではないんでね。

それにしても、来春、何とか長男の希望を叶えてやってはいただけませんか?お願いします〜

追記

12月3日に大学から正式に発表があり、「合格通知書」がとどきました。

ほっとつかの間の一息のさかのうえ家でございましたヽ(´ー`)

この記事を書いた人

余分なこだわりは捨てる。それがぼくのスタイル。

PHPでWebアプリを作り、小さな花の写真を撮ってよろこんでいる人。元Webエンジニア。プログラミング講師。余分なこだわりを捨てて生きやすくなりたいと思いつつも、なかなかこだわりを捨てきれない頑固者。まろと呼んでください。

さかのうえの まろをフォローする
ライフ
シェアする