ジグサビキに挑戦!大阪南港コスモスクエア(シーサイドコスモ)[大阪湾岸釣行紀 2016/08/03]

ジグサビキに挑戦!大阪南港コスモスクエア(シーサイドコスモ)[大阪湾岸釣行紀 2016/08/03] ライフ
ジグサビキに挑戦!大阪南港コスモスクエア(シーサイドコスモ)[大阪湾岸釣行紀 2016/08/03]

8月3日~5日の3日間(土日を入れると5日間)、夏休みをいただきました。

三男坊が中学校に入学して野球部に入部。

夏の大会が終わって3年生が引退したことで、夏休み中の1年坊主の三男坊たちも新生チームの一員として、練習や練習試合に忙しい毎日を送っています。

なかなかうまく練習を休めるタイミングが合わず、8月3日であれば練習を休んでもいいよと顧問の先生からお許しをいただきました。


今回の釣行は、いつもの大阪南港とは違う釣り場に行ってみたいと考え、行き先をいろいろと検討しておりました。

Twitterで交流させていただいているひろたつさん(@hiro1030yukino)のホームグラウンド、和歌山県海南市下津にある「シモツピアーランド」に行ってみようということにしていたのですが、

なんと!、8月3日の水曜日は休園日ではないですか!orz

せっかくの夏休みだというのについていない・・・

そこで、別の釣り場を探してみました。

大阪府泉南郡岬町に「とっとパーク小島」というところがあって、ひろたつさん情報によると、ここも結構釣れるとのこと。

とっとパーク小島 | 大阪 岬町 海釣り公園
大阪 岬町の海釣り公園 とっとパーク小島です。安全な釣り公園で、ご家族で海釣りをお楽しみください。

大阪湾に突き出した桟橋ですが、もともとは関西空港を埋め立てるための土砂を船に積み込むための桟橋だったものです。

情報を検索してみると、オンシーズンはかなりの混みようで、朝5時から入場整理券が配られるらしいのです。

それを入手するために前の晩から泊まり込んでいる人もいるとのこと。

とてもじゃないけどそんなことはできません。

初めて行く場所なので事情がよくわからず、案じてもしかたがないので、4時半頃に現地に着くように家を出ようということにしておりました。

まさかの体調不良

前日の8月2日、朝から野球部の練習があった三男坊。

学校までの途中でお腹が痛くなったと言って自宅に帰ってきたそうです。

このところ、練習と練習試合でかなり頑張っていたので、相当疲れがたまってきている様子。

ぼくも少し前から咳と鼻水が出て、熱はないものの、体が非常にだるい状態。夏風邪ですな。

そんなこんなの状況で、今回は釣りに行くのはやめておこうと三男を説得したのですが、

「せっかく顧問の先生に休んでいいって言ってもらったのに、そんなん意味わからんし!」

いやまあ、それはそれで気持ちはわかるんやけど、4日も練習試合入っているし、体調崩して休むようなことがあったら、チームメイトに迷惑かけるやんか?

「そんなん、べつに大丈夫やし!釣りに行きたい!」

ということで、今回は無理をせず、事情のよくわかっている「大阪南港魚つり園」に行くことにしました。

体調のことを考えて、出発時間も少しゆっくり目にすることにしました。

まさかの休園日

大阪南港で釣りをするときは、いつも「伊勢吉」さんに寄って、氷とアミエビを仕入れています。

  • 釣用品 釣エサ 伊勢吉

さて、「大阪南港魚つり園」に行ってみると、なんと!

休園日orz

どこが事情がよくわかってるねん・・・ホームグラウンドの休園日を把握していないなんて・・・orz

仕方なく車をUターンさせて、コスモスクエアに向かうことにしました。

時刻はこの時点で7時半。一体どうなることやら。

ジグサビキに挑戦!

Twitterのともだちの魚吉さん(@uokichi2015)がよく「ジグサビキ」でアジはもちろん、ツバスなどの大きな魚も釣っているとの事だったので、どんな釣り方なのか聞いてみました。

サビキの仕掛けは一番下におもり付きの網カゴをつけ、そこにアミエビを入れることで魚を集めながらサビキ(疑似餌)でアジやサバ、イワシを狙うようになっています。

基本は足元の魚を釣ります。

大きな可動式の浮きをつけて投げることで、少し岸壁から離れた群れを狙うことが可能です。ごく稀にですが、サビキに掛かったアジを狙ってツバスなどが釣れることもあります。(釣ったことないけど)

魚吉さん情報によると、網カゴの代わりに「ジグ」と呼ばれる金属製のルアーをつけてキャスティングし、リールを巻いてアジを狙うそうです。その姿はまるで「アジがエビを追いかけている」ようになります。

うまくいくと、ツバスなどの大型の回遊魚はもちろん、底物のヒラメなんかも釣れるそうです。(大阪南港にヒラメがいるかどうかは別の話)

「ジグ」は、根掛かりしてよくなくします。釣具店で売っているものは高くてもったいないので、ダイソーで売っている100円の「ジグ」で十分だよ、という助言をいただいていました。前もってダイソーへ探しに行ってありました。

ダイソーってなんでも売ってるんですね。釣具のコーナーがあって、魚吉さんが言っていたとおり、「ジグ」も売っているではないですか!

ダイソーで売っていたジグ

「JIG ROCK」という製品を18グラムと40グラムの2種類取り混ぜて、8個ほど購入しておきました。

サビキはぼくのお気に入り、ピンク色のスキンのサビキ仕掛け。3枚270円。

サビキ仕掛け

さて、1投目。

仕掛けが底についたのを確認して、「巻き取るスピードは速めにね」という魚吉さんのアドバイスを思い出し、結構なスピードで巻き取りました。当たりもなくそのまま戻ってきました。

2投目。

少し竿をあおりながらリールを巻いていくと少し重くなったような気がして、高ぶる気持ちを抑えながら上げてみると・・・

なんと!15cmほどのアジが2匹もサビキにかかっているではないですか!

気持ちが高ぶりすぎて、写真を撮り忘れました・・・

その後、道糸が竿のガイドに引っかかって仕掛けだけ飛んで行ったり、根掛かりして仕掛けを失ったり・・・

ジグ+サビキで合計190円ですから、失うものは少ないですが。

結局、ジグサビキで釣れたのは、先ほどのアジ2匹と、仕掛けがサバの群れの中を突っ切ったのか、針が体に引っかかって釣れてきた15cmほどのサバ2匹。合計4匹でございました。

釣果

釣果

今回の釣果は下記のとおりでした。

  • 15cmほどのアジ 2匹
  • 15cmほどのサバ 6匹
  • 8cmほどのアジ 7匹

惨敗ですね。

8cmほどのアジは、三男が普通にサビキで釣ったものです。

今回の敗因は、「時合い」を逃してしまったということに尽きると思います。

魚が釣れる時間帯のことを「時合い」といいますが、ぼくの経験からすると、下記の時間帯が「時合い」になります。

  • 朝の日の出、夕方の日の入りの前後30分位
  • 潮が動いているとき

朝の日の出、夕方の日の入りの時間帯のことを「まずめ」といいます。

「朝まずめ」「夕まずめ」の時間がよく魚が釣れます。

明るさが変わることで、夜行性のプランクトンの活性が上がるそうです。

  • プランクトンの活性が上がるとそれらを食べる小さな魚の活性も上がり、
  • 小さな魚を食べる大きな魚の活性も上がる、

というわけです。

海の水は「干潮・満潮」によって流れが変わります。干潮のとき、満潮の時は潮の流れが止まってしまいますが、その前後、盛んに潮が動く時があります。その時にもプランクトンが活性化するので、魚がよく釣れます。

8月3日の干満の時間帯、日の出、日の入りの時間帯をグラフで見てみると、

潮の満ち引き

日の出が5時9分、満潮が6時28分なので、7時半に釣り場についた我々は、「まずめ」の時間をとうに逃してしまっています。

また、潮が引くときよりも満ちてくる時のほうがよく釣れるので、潮の流れも良くなかったのだと思います。

この日で言うと、4時半頃~6時前くらいまでが「時合い」だったのかもしれません。

現地に到着した頃は魚が釣れなくなってきた時間帯だったのでしょう。

日が昇って暑いのなんのって。10時半に切り上げて、ラーメン食べて自宅に帰りました。

ラーメン

こういうときはちゃっちゃと切り上げて、次の目的地へ向かうのが「吉」です。

料理

魚は人間に釣られるために生まれてきたわけではありません。我々「釣り師」は、釣った魚のお命をおいしくいただかねばなりません。

とは言ってもねぇ。15cmのサバって、フライにしてもおいしくないんですよ。パサパサで。そこで敢えて「しめさば」にしてみました。

しめ鯖

たとえ体は小さくとも、しっかりサバですよ。しめさばの味がします。身が小さくて食べごたえはありませんが。

15cmほどのアジは刺身にしました。しっかりとアジの刺身の味ですよ!小さいので骨が抜けませんでしたが。

15cmのアジの刺身

8cmほどの豆アジは頭とはらわたを取って唐揚げに。長さ4cmほどになってしまいましたが。

なすとみょうがの天ぷらにはさまれて、どこにいるかわかります?

8cmほどの豆アジの天ぷら

たとえ体は小さくとも、アジの味。大したもんです。

次回釣行予定

三男が部活が忙しいので、お盆休みになりますでしょうか?

道具について

その前に、仕掛けと道具を少し考えたいです。

1枚90円のサビキ仕掛け。安いので使い捨てにできますし、絡まっても惜しげもなく取り替えることができます。いつも10枚はタックルボックスの中に入れてあります。二人で釣りに行って6枚は使います。

しかし、90円は90円。たまに作りが悪いのがあって、糸の結び目が甘いのがあったりします。今回も仕掛けごと飛んでいってしまったのはそのたぐいではないかと思います。

また、道糸が1.5号、ハリスが0.8号と細いので、ツバスなどが釣れるとひとたまりもないかもしれません。(釣れるかどうかわからないけど)

「ジグサビキ」用のサビキ釣りの仕掛けが売られています。激しいキャストや大物が釣れても耐えられるようになっているみたいです。アマゾンで調べるとこのような商品がありました。

糸が太めになっていたり、キャストしやすいように全体の長さが短くなっていたりします。少々値が張りますが、これらの仕掛けを見繕ってみたいと思います。

ジグはダイソーの100円ので十分だと思われますw

竿ですが、もう15年も昔に買った3.6mのサビキ用の竿を使っています。昔のものなので少々重いのと、竿自体が硬いのであたりがよくわかりません。できれば竿も買い換えたいところです。

サビキ用で十分だと思いますが、竿先が柔らかくアタリが取りやすいもの、軽いもの、少し長めのものを探してみたいと思います。
竿が重いとキャステクングに疲れます。また、少し長めのほうが遠くまで届くと思われます。4.5mか5.4mあたりで探します。

リールも新調したいのですが、予算がねぇ(泣)

結構速いスピードで巻いたほうが良さそうなので、大きめのリールか、回転比の高いもの(ハンドルを1回まわすとたくさんまって糸をいっぱい巻き取れるもの)がいいですね。

このあたりでしょうか?リールも大きいと疲れますので、小型で3号~4号の道糸を150mくらい巻けるものであればいいかと思います。

さて、早く体調を戻して、次回また頑張ります。

この記事を書いた人

余分なこだわりは捨てる。それがぼくのスタイル。

PHPでWebアプリを作り、小さな花の写真を撮ってよろこんでいる人。元Webエンジニア。プログラミング講師。余分なこだわりを捨てて生きやすくなりたいと思いつつも、なかなかこだわりを捨てきれない頑固者。まろと呼んでください。

さかのうえの まろをフォローする
ライフ
シェアする