2016年10月16日日曜日。大阪南港のコスモスクエア(シーサイドコスモ)にサビキ釣りに行ってきました。
久しぶりの釣行です。前回が8月3日だったので、約2か月ぶりです。
本当はね、もっと釣りに行きたいんですよ。釣りに行けない理由がありましてね。三男なんです。
春に中学校に入学して野球部に入部した三男。それなりに頑張っていまして、ほとんど休むことなく、朝練も休日の練習も行っております。
それと釣りに行けないのと何が関係するのか?
次の休みに釣りに行ってくるわ
パパだけズルイ!
じゃあ連れて行ってやるから、練習休む?
それはムリ
・・・
釣りに行かれへんやん(´・ω・)
そんなこんなで前回から2か月も経過してしまったわけです。
このまま三男の都合を待っていたのでは2016年の釣りシーズンは終わってしまいます。これは釣りを決行しなければ!
ちょうどいいことに、中間テスト前で野球部の練習はおやすみ。ここしかチャンスはない!ということで行ってまいりました。
もちろん、帰ってからテスト勉強するという約束のもとであります。
潮の加減も天気もいいぞ!
10月15日、16日の潮の様子を調べると、うまい具合に「大潮」。天気も良好。
16日の日曜日の午前中に大阪南港の(コスモスクエア・シーサイドコスモ)に行くことにしました。
実は、釣りはできれば土曜日に行きたいと思っています。
なぜなら、土曜日の午前中に釣りに行くと午後からさばいて、土曜日の夜の食卓に釣った魚の料理が登ります。
お酒を飲みながら、楽しかった釣りの話をしながら、ゆっくりと過ごせるわけです。
これが日曜日になると、翌日の月曜日は仕事ですから、ゆっくりとしている時間がありません。
ぼく的に、日曜日は深酒をしてはならないというルールを設けています。月曜日から二日酔いで仕事に行けなかったら困りますからね。
ほんとのことを言うと15日の土曜日に行きたかったわけですが、実は数日来、頭痛、くしゃみ、鼻水といった風邪の症状に悩まされておりまして、水曜日には仕事を休んでいるんです。
金曜日には随分とマシになっていたのですが、土曜日1日様子を見て、問題なければ日曜日に行こう、ということにしたのでした。
駐車場がいっぱい!?
大阪湾の日の出が6時4分なので、6時前に現地に着いて朝まづめを狙おうということで、4時起床、4時半出発、現地には5時半過ぎに到着しました。
現地に行く前に、いつも通り「伊勢吉」さんで板氷とアミエビのブロックを調達。
いつもの駐車場に行ってみると、かつてないほどの車の数。これはもしかして出遅れたか!?と釣り場に行ってみると、まだ所々スペースは空いていました。
周りをよく見てみると、みなさん電気ウキやらケミホタル。夜釣りでタチウオを狙う方々だったのですね。
釣果は芳しくなかったようで、帰り支度をしている人もいました。タチウオ釣りの邪魔にならないようにサビキ仕掛けを投入。
一投目にしていきなりのアタリ!コツンコツンと来て、ゴーンと底に引っ張ろうとします。慌てず竿を上にあげて様子を見ると、ゴツンゴツンと伝わってくる魚の感触。
上げてみると、18センチくらいのアジとウルメイワシでした。こんな大きなイワシを釣るのは初めて。
1時間ほどの間に17〜18センチほどのアジを中心にパタパタと連れて、数は少ないですが、6時半にはこんな感じ。
しばらくして地合いが終わったようです。もう少し早い時間に着いても良かったのかな?(´・ω・)
ジグサビキに再挑戦
魚の群れが去ってしまうといくら頑張っても釣れないもの。こういうときは、待つのではなく、こちらから攻めるべきです。
網かごをジグに取り替えて、ジグサビキに挑戦。
リールから糸が出て行くのが止まるのを待ちます。糸が止まると仕掛けが海底に届いた合図。ときおり竿をあおりながら、全力でリールを巻きます。
なんどもなんども繰り返すのですが、全くアタリはなし。タナ(深さ)を変えてみたり、リールを巻くスピードを変えてみたりしたのですが、全くアタリはありませんでした。
うーん、次回またチャレンジします。
珍客現る
コンコンとアタリが来て、ググーッと底にのが持って行こうとする魚。
アジかな?と思ってあげてみると、赤い魚。ガシラ(カサゴ)かと思ったら、真鯛の子どもでした。関西では「チャリコ」っていいます。
大きいので15センチくらい、小さいのは10センチちょっとくらい。引きが強くて面白いけど、いかんせんこれでは食べるところがなさそう。
あまりに小さいのはリリースしました。そこそこ食べられそうなのは持って帰ってみることにしました。
まさか、南港近辺で真鯛の稚魚を放流してたってことはないよね?
真鯛を大阪南港で釣るのは初めてでした。
こいつら、大きくなって、ふらふら明石海峡まで泳いで行くと「明石の鯛」として、1匹数千円〜2万円くらいになるのかな?
カタクチイワシのすずなり
陽が高くなって来てからは、17〜18センチほどのアジは釣れなくなって、10センチちょっとくらいのカタクチイワシのオンパレード。
5〜6匹すずなりになって釣れてきます。
海中をよくみると、カタクチイワシとサヨリの大群が泳いでいます。その中へサビキ仕掛けを落とすものだから、カタクチイワシが集まって来るんですね。
サヨリは残念ながら釣れませんでしたが、10センチちょっとくらいのカタクチイワシに混じって、12〜15センチほどのアジがたまにかかります。
10時半ごろまで粘って、アタリがなくなったところで本日の漁は終了。ラーメン食べて帰路につきました。
本日の釣果
本日の釣果はこんな感じでした。
- アジ
- 17〜18センチくらい 10匹
- 12〜15センチくらい 37匹
- イワシ
- ウルメイワシ 18センチくらい 1匹
- カタクチイワシ 10センチくらい 73匹
- サッパ
- 15〜17センチくらい 3匹
- タイ
- 12〜15センチくらい 10匹
去年たくさん釣れていたサッパ(ままかり)がさっぱり釣れていないという話を聞いていたのですが、3匹だけ釣れました。
もう少し時間が早ければ、18センチのアジをもっと釣ることができたかもしれないので残念です。次回はもう少し早い時間に着くようにしたいと思います。
本日の魚料理
釣りは、魚を釣っておいしくいただくまでが大切な儀式。釣った魚はきれいにさばいて料理していただきます。
17〜18センチのアジは刺身にしてみました。
三枚におろして、腹骨をそぎ落とします。ほとんど食べるところがなくなっちゃうんですけどね。
17センチのウルメイワシも刺身に。
生姜醤油でいただくと、甘い。うまい。ウルメイワシはアジよりもぷっくり太っていたので、食べるところは多いし、脂がのってうまい。
こんなのをもっと釣りたいヽ(´o`;
サッパは、三枚におろして腹骨をそぎ落とし、塩を振って30分ほどおいてから、寿司酢に漬けてみました。
2時くらいにさばき終わって晩ごはんの7時くらいまでなので、5時間ほどつけたことになります。
塩と酢で旨味が凝縮されて、とてもうまい。
ままかりは数日つけないと骨が柔らかくならないのですが、骨を取ってあるので、数時間で十分うまいです。
ままかりにする場合はこちらの記事をご参照ください。
小さいアジはフライに。ふっくらとしたフライになって、とてもおいしいです。小さくてもアジ。いい味しています。
カタクチイワシは、包丁を使わずに手でさばいて、頭と内臓を取って流水で洗い、水気をキッチンペーパーで取って塩を振り、ニンニク、鷹の爪、オレガノ、ローズマリーと一緒にオリーブオイルで煮込みました。オイルサーディンですな。
ちょっと骨っぽかったですが、アジのフライもあるし、フライにしても確実に残る量でしたので、オイルサーディンにして正解でした。
チビ鯛は、ウロコを取って頭を落とし、内臓を取ってきれいに洗い、タマネギと一緒に味噌汁の具に。
いい出汁が出ておいしいです。その代わり、出汁が出切って身はカスカスですが。
出汁と割り切っていただくのがいいようです。
本当は頭がついたままの方がいい出汁が出るのですが、小さすぎてエラが取れないので、頭は落としちゃったんです。
今度はもう少し大きくなってから出会いますように。
本日のポイント
今回の釣行でいくつかのポイントがありましたのでまとめてみます。
サビキ仕掛けについて
サビキ仕掛けは今までピンク色の仕掛けを好んで使っていました。サビキ仕掛けはピンク色と白色のものが主に売られています。
そのときの潮の透明度や餌となるプランクトンの種類によって、ピンクが釣れたり、白色が釣れたりするそうです。
今回、白色のサビキ仕掛けも用意してみたのですが、釣れ具合に大きな差異は感じませんでした。ピンクでも良く釣れたし、白でも良く釣れたし。
良く釣れるときは、あまり色は関係ないのかもしれません。
竿は柔らかくて短い方がいい?
サビキ釣りで使う竿は、先調子といって、先の方が柔らかい竿が使いやすいです。その方がアタリがよく分かるし、竿がよく曲がるので「釣れてる!」という感触が楽しめます。
サビキ用の竿は2.7〜5.4mくらいの竿が販売されていますが、短いもので十分です。たかだか2〜3mの距離で釣れ具合は変わらないです。
この時期、ファミリーで釣り場も混み合いますから、短い方が邪魔にならないし、扱いやすいです。周りの人にも迷惑をかけません。
ただ、飛ばし浮きやジグサビキなど、投げる場合は長い方が有利です。
いつも釣りに行くときは、1.8mのバスロッド、2.7mの初心者用のサビキ竿、3.6mの万能竿を持っていって、そのときの状況に応じて使い分けています。
バスロッドは柔らかいですから、小さなアジがかかってもアタリがよく分かるし、キューって竿が曲がって面白いですよ。
クーラーの氷について
氷はいつも伊勢吉さんで「板氷」を買っています。ブロック状の板の氷です。冷蔵庫の氷はすぐに溶けてしまいますが、板氷は溶けにくいので、長時間持ちます。
それと、釣りに行く2〜3日前から冷蔵庫で氷を作ってビニール袋にためておき、購入した板氷に追加しています。
ある程度釣れてきたら、クーラーに海水を入れます。氷水に塩を入れるとキンキンに冷えるのと同じ原理です。
刺身や酢漬けなど、生で食べるときは鮮度が大切です。少しでも傷みを防ぐために、氷にも気を使いたいものです。
氷が溶けて自宅に帰るまで持たないかな?というときは、帰りにも伊勢吉さんに寄って氷を買います。店の外の100円の自動販売機で買っています。
次回釣行予定は?
あっという間にもう10月。今シーズン中にあと2回くらいは行きたいですね。三男の都合を考えていたのではなかなか行けませんので、おいて行きます。
20センチくらいのアジを釣りたいですね。釣って面白く、食べておいしい。アジにこだわって釣りに行きたいです。
ということで。ほなまたみなさん、ごきげんよう。さいなら〜ヽ(´ー`)