アジ釣りをする人はサバを釣るのを嫌がります。なぜなら、美味しくないからです。
アジは小さくても大きくても、さすが「アジ」というだけ味がいい。小さいアジはフライや南蛮漬け、大きいアジは刺身にしても、塩焼きにしてもおいしいです。
サバの小さいの、15〜20センチくらいのサイズまでのは、脂っ気が全くなく、フライにしても全然美味しくないんですよ。マヨネーズをかけて味をごまかさないと。
それに「鯖の生き腐れ」っていうくらい傷むのが早い魚です。釣れたてといっても刺身で食べるのはちょっと…
27匹も釣ってしまったサバを目の前にして、どうやって食べようか悩んだあげく、はっ!と思いついたのは、しめさば。一番大きかった28センチのサバをしめさばにしてみることにしました。
どうせフライにしても美味しくないなら、ダメ元で…という、半分投げやりな気持ちです。
簡単おいしい「しめさば」の作り方
ということで、早速しめさばを作ってみますか。
材料(2人前)
- 南港で釣った28センチのサバ:1匹
- 塩:ぱらぱら
- 味酢:ひたひた
サバは大阪南港で釣ったものでなくても、また、28センチ以外の大きさでも結構です。とにかく新鮮なものを用意してください。
魚屋さんやスーパーで買い求める時は、しめさばにできる鮮度か確認してくださいね。
味酢は、ままかりを作った時に使ったオタフクの「らっきょう酢」を使いました。
手順
それでは、作り方の手順です。難しいところはありません。サバの3枚おろしくらいかな?
サバを3枚におろす
3枚おろしの手順は、他のサイトで調べてください。写真撮ってなかったのでσ^_^;
サバに塩をして冷蔵庫で寝かす
サバはキッチンペーパーで水気を拭き取り、タッパーの中に身の方を上にして、塩をぱらぱらします。
そのままフタをして、冷蔵庫で2時間ほど寝かせます。
この時、ドリップが出るので、タッパーを少し傾けて冷蔵庫の中に入れるのがコツです。
酢でしめる
溜まったドリップは捨てて、タッパーをさっと洗います。身を並べて、らっきょう酢をひたひたになるまで注ぎます。
タッパーのフタをして、そのまま一昼夜、冷蔵庫に入れておきます。
出来上がり
身全体が白っぽくなっていたら漬かっています。綺麗に切りそろえて盛り付けましょう。
お味は…
ダメ元で作ったしめさばだったんだけど、スーパーで買ってくるしめさばより味が濃い!サバの味が濃い!脂も少しのってて、美味い!めっちゃ美味い!
オタフクのらっきょう酢が甘めなので、少し甘めのしめさばに。酸味もあるけど甘みもあって、子どもでも食べれそう。(正直、小さなお子さんはやめておいた方がいいかも。じんましんとかも怖いので)
次回またサバが釣れたら、写真追加しますσ^_^;