
子どもたちも大好き、ミートソースのスパゲティの作り方です。
子どもの頃、両親と一緒に都心の百貨店で買い物をした時のお昼ご飯といえば、食堂のスパゲティ。
定番は、スパゲティナポリタン、そして、スパゲティミートソース。スパゲティにかかったミートソースがとても懐かしいです。
今回は、昔懐かしい「ニッポンの正しいスパゲティミートソース」を食べたくなって作ってみました。
スパゲティミートソースの作り方
今回は、ソースとパスタを和えることなく、パスタの上にミートソースをかけてみます。昔懐かしいスパゲティミートソースです。
材料(5人前)
ミートソースの材料
- 合挽きミンチ:約300g
- たまねぎ:1玉
- トマトの水煮缶:2缶
- にんにく:1片
- 唐辛子(輪切り):適量
- 塩、コショウ:適量
- ウスターソース、トマトケチャップ(お好みで):適量
- オリーブオイル:適量
パスタの材料
- スパゲティ:500~600g
- オリーブオイル:適量
- バター:適量
ミートソースのメインとなるミンチは、牛60:豚40の合挽きミンチを使いました。正味量280gですが、300g前後なら問題ありません。
トマトの水煮缶はホールのものを使いました。イタリア産トマトの水煮缶がおいしいです。

唐辛子はあらかじめ輪切りになったものを使っています。お子様向けに作るなら不要です。
ミートソースの味付けは、塩とコショウがメインで。隠し味に、ウスターソースとトマトケチャップを使っています。
下準備
ミンチは調理を始める少し前に冷蔵庫から出しておき、室温になじませておきます。

たまねぎは皮を剥いて、頭とお尻を切り落とします。

それから、涙をこらえてみじん切りに。

にんにくも皮を剥き、お尻を切り落とします。

包丁の腹で押しつぶし、

みじん切りにします。

ミートソースを作る
鍋にオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにくと鷹の爪の輪切りを入れます。鷹の爪はお好みで。

コンロに点火しますが、火加減はとろ火で。じっくりとにんにくと鷹の爪を炒めて香りを引き立てます。

にんにくと鷹の爪からいい感じで香りがしてきました。

火を中火にして、玉ねぎを炒めます。

玉ねぎはしんなりして、透き通ってくるまで炒めます。

玉ねぎがしんなりしてきたら、ミンチを炒めます。軽く塩、コショウを振ります。ここで味付けを決めるわけではないので、あくまでも軽くです。

ミンチは、しっかりと赤い部分がなくなるまで炒めます。

ミンチの赤い部分がなくなってしっかりと炒めることができたら、トマトの水煮を加えます。もちろん、一緒に入っているトマトジュースもね。

火加減は強火で。焦げないようにしっかりとヘラでかき混ぜてくださいね。

20~30分ほど、ヘラでかき混ぜながら煮詰めます。とろみが付いてきたらOKです。塩、コショウで味付けをして、お好みで、ウスターソース、トマトケチャップを入れてみてもいいでしょう。あまり味が濃くなりすぎないように気をつけて。

スパゲティを茹でる
ミートソースを作りながら、大鍋にお湯を沸かします。

お湯が沸いたら塩を入れ、スパゲティを茹でます。

スパゲティの茹で方については、こちらの記事を参考にしてください。
スパゲティが茹で上がったらザルに開けてお湯を切り、フライパンをコンロに弱火でかけて、その中にスパゲティをあけます。オリーブオイルを軽く回しかけ、バターを入れてよくかき混ぜます。バターは細かくしておいたほうがすぐ溶けて混ぜやすいですね。

スパゲティを混ぜながらミートソースを温めておきます。スパゲティとバターがよく混ざったらコンロの火を止め、お皿に盛り付けます。
ミートソースをオタマでスパゲティの上にかけたらできあがり。お好みで粉チーズやパセリを振りかけて。冷めないうちに召し上がれ。

昔懐かしい美味しいミートソース!
子どものときに百貨店の食堂で食べた、あのミートソースのスパゲティの味です。薄黄色のスパゲティの上にまあるくかかったミートソース。ニッポンの正しいスパゲティミートソースです。
ミートソースの味付けは、少し薄めにするのがコツです。濃くなってしまったら薄めることは至難の業です。基本は塩とコショウで。味を見て、ウスターソースやトマトケチャップを少し入れてみてもいいです。あくまでも隠し味ですよ。
食べてみて味が薄かったら、粉チーズをかけて召し上がってください。そのほうがお好みの味の濃さになると思います。
昔懐かしいスパゲティミートソース。ぜひ、お子さんと一緒に作ってみてください。