濃厚な味つけのチーズたっぷりのカルボナーラの作り方です。
カルボナーラは、たまごとチーズと生クリームが主原料だと思っていたのですが、本来は生クリーム入れないそうです。
ウィキペディアを見てみると、
生クリームを使うレシピは、もともと卵が固まるのを防ぐためのレストランの方法で、本来は入らない。
Wikipedia
と、ありました。生クリームを入れることで濃厚さを出すのだと思っていました。そうではないのですね。
チーズには「ペコリーノ・ロマーノ」や「パルミジャーノ・レッジャーノ」を使う、とありますが、なかなか手に入らないし、「ペコリーノ・ロマーノ」なんて聞いたことがないし、どうしたもんかな~とスーパーのチーズ売り場で思案していたら、いい商品を見つけました。
レッドチェダーチーズ60%とゴーダチーズを40%ミックスした細切りチーズ。「サラダやグラタン、煮込み料理にどうぞ」とパッケージに書かれています。細切りになっているから、パスタに和えたときに簡単に溶けそうな感じですね。
以前、生クリームを使ったカルボナーラを作ったことがあるのですが、今回はこの細切りチーズと卵でカルボナーラを作ってみることにしました。
濃厚チーズのカルボナーラ
チーズとたまごの分量をどれくらいにしてらいいのか全然検討もつかないのですが、とりあえず、たまごは一人一個にしてみました。チーズは一人ひとつかみ。ちょうど今回購入した細切りチーズが3つかみ分くらいなので、120g÷3=40gを一人分としてみました。
材料(3人分)
- スパゲティ:450g(男3人分なので多めです)
- 細切りチーズ:120g
- たまご(全卵):3個
- ベーコン:3枚
- にんにく:小1片
- 黒こしょう:お好み
- オリーブオイル
- 塩
ベーコンの代わりに、ウインナーやハムを使ってもおいしいです。
作り方
大きな鍋にパスタを茹でるためのお湯を沸かします。パスタ100gあたり1リットルは必要です。
にんにくを縦に半分に切って、断面をボールにこすりつけます。こうすることで、にんにくの風味をソースに移すわけです。昔見たテレビでイタリアンのシェフがこうしていたから、たぶん正しいやり方です。きっとそうです。
にんにくをこすりつけ終わったら、たまごを割り入れます。
たまごをかき混ぜます。泡立器を使っていますが、泡立てる必要はありませんのであしからず。
袋からチーズを出して、あらかじめたまごに混ぜておきます。こうした方がパスタに絡めやすいです。
フライパンにオリーブオイルとベーコンの細切りを入れて、ごく弱火で炒めます。
火加減はこれくらい。
お湯が沸いたらお湯に塩を加えてパスタを茹でます。
パスタの茹で方はこちらを参考にしてください。
ベーコンがカリカリになってきたら火を止めます。
ちょうどその時、パスタが茹で上がるとベストのタイミングです。パスタの茹で時間から逆算して、ベーコンを炒め始めるのがポイントです。
パスタをザルに上げてしっかりとお湯を切ります。
フライパンにパスタをあけ、そこにたまごとチーズを混ぜたものをかけ、しっかりと混ぜます。火はつけなくてもパスタの予熱でチーズが溶けるます。溶けにくかったらコンロに火をつけましょう。その時もごく弱火で。強火にすると、たまごが固まってしまいます。
たまごとチーズがしっかりと混ざったら、お皿に盛り付けます。お好みで黒こしょうをふりかけてください。
さぁ、冷めないうちにめしあがれ。
写真の作例では、ベーコンではなく、ウインナーの輪切りを使っています。
とても濃厚なチーズの味!
チーズの味がとても濃厚です。そこに、ベーコンの塩味、にんにくのかすかな風味。黒こしょうの辛味。とてもいいお味です。特に味付けはしていませんが、チーズ、ベーコン、パスタを茹でるときの塩で十分です。たまごとチーズの分量もバッチリでした。
チーズの独特の風味が苦手な人は、生クリームを使ったカルボナーラのほうがいいでしょう。ぼくはチーズが大好きなので、こちらのほうがおいしく感じます。
今回はお手軽にレッドチェダーチーズ60%とゴーダチーズを40%のミックスチーズを使いましたが、ちょっと贅沢して、いろんなチーズを使ってみても面白いでしょうね。
ではまた次回お会いしましょう。ごきげんよう。さいなら~。