スパゲティといえば、トマトソースのスパゲティが大好きです。
トマトソースのスパゲティを作る、というと、ものすごく面倒に思われるかもしれませんが、けっこう簡単に作れます。慣れると15分くらいで作ることができます。休日のお昼ご飯にも最適です。
トマトソースは多くのパスタ料理の基本となるソースです。作り方を覚えておくと、あとあといろいろと応用が利きます。覚えておくと何かと便利ですよ。
簡単でおいしいトマトソースのパスタの作り方
用意する材料(2〜3人前)
- トマトの水煮缶:1缶
- パスタ:300g
- ニンニク:1片
- 鷹の爪:少々
- 塩
- オリーブオイル
トマトの水煮缶は、銘柄はどこでも構いませんが、できればイタリア産のトマトを使ったものを選んでください。
過去何度もトマトソースを作ってみて感じたのは、パスタ料理に合うのはイタリアのトマト缶だ、ということです。トマト缶にはスペイン産やチリ産もありますが、パスタに合うのはやっぱりイタリア産で、そのほうがおいしく感じます。
スパゲティは家にあった1.7mmのものを使いました。個人的には細いのが好きですが、トマトソースのスパゲティには太めのものを使う事が多いようです。ペンネでも美味しいですよ。
作り方
ニンニクは薄く切っておきます。鷹の爪は輪切りになっているものを使いました。1本丸のままの場合は、種を抜いて細く切っておいてください。
鍋にお湯を沸かします。水の量はスパゲティ100gにつき1リットルは必要です。今回は300gのパスタですので最低3リットルは必要です。
スパゲティの詳しい茹で方については、こちらの記事を御覧ください。
フライパンにニンニクと鷹の爪を入れて、上からオリーブオイルをひと回しかけます。それからコンロに点火します。火はごく弱火です。ニンニクと鷹の爪をじっくりこんがり焦がしていきます。決して強火はダメです。ここはこだわるところです。
ニンニクと鷹の爪からいい香りが立ってきたら、トマト缶をフライパンに投入します。火は中火くらいに。プチプチはねるからエプロンをしたほうがいいですよ。
ヘラでトマトを崩しながら、焦げないように混ぜます。ヘタの部分が硬そうだったら取り除いてください。
だんだん煮詰まってきて、分量が半分くらいになったら、いったん火を止めておきます。ぼくの場合は、トマトソースには味付けをしません。トマトを煮詰めることによって旨味が凝縮されます。塩味は、スパゲティを茹でるときの塩で十分味がつきます。
お鍋のお湯が沸いたら塩を入れます。これくらいのスプーンに2杯です。
鍋を菜箸でかき混ぜて塩を溶かし、スパゲティを投入します。投入するスパゲティをひとまとめにして、少しねじって鍋の真ん中に立てます。すると、パラパラっと広がって、こんな風に美しく投入されます。
スパゲティ柔らかくなって勝手に鍋の中に滑って入っていくので、しばらくこのまま放置します。鍋の縁で頑張って耐えているスパゲティだけ菜箸でつついて鍋の中へ入れます。
茹で時間は、スパゲティの袋に書いてある時間よりも30秒〜1分くらい短くします。
茹で時間が近づいたら、菜箸で一本とって食べてみます。この時大切なのが、スパゲティの硬さと塩味。
スパゲティは少し芯が残るくらい。いわゆる「アルデンテ」っていう硬さが美味しいとされています。味はほんのり塩味がついてる感じです。塩味が足りないからといって、ここで塩を足さないようにしてください。
ちょうどいい茹で加減を確認したら、トマトソースのフライパンに再点火します。スパゲティはザルにあげてお湯を切り、フライパンへ投入します。
ささっと混ぜ合わせて、味見をします。塩味が足りなければ軽く塩を振ってください。
混ぜ合わさったらきれいにお皿に盛り付けて、冷めないうちに召し上がれ。
カンタンでおいしい!トマトソースのスパゲティ
トマトの旨味で調味料は必要ないはずです。味が物足りないようなら、粉チーズをかけてみてください。
お皿に残ったトマトソースを食パンやバケットにつけて食べると、とても美味しいですよ。おいしいトマトソースを余すところなくお楽しみください。
次の休日、トマトソースのスパゲティ、ぜひ作ってみてください。